沖縄の「ハブ酒」って毒は?気になる作り方や効能や飲み方は?
南都酒造所というハブ酒で
有名な酒造所があります。
ハブ酒は薬膳酒で
健康のために飲んでいるという方も
多くいらっしゃいます。
ハブ酒ってどうやって作るの?
南都酒造所さんには
さまざまなハブ酒が置かれています。
ハブがお酒に漬けられている見た目は
インパクトが強すぎて
びっくりされる方も
いらっしゃると思います。
そもそもハブといえば
猛毒を持っています。
毒蛇であるハブのお酒に
毒は入っていないのか
気になるところです。
早速、作り方を調べてみました。
まず、生きたハブをつかまえます。
そのあと、数ヶ月ほど絶食させて
身体をしごいて
体の中に残る排泄物を絞り出します。
ただし、南都酒造所さんでは
ハブの臭みを取るために
臭腺などを取り除く
下処理をしているそうです。
そして、焼酎で洗ってから
生きたまま焼酎に漬け込みます。
数年たって赤褐色に色づいたら完成です。
毒を処理する過程が全くなかったので
本当に大丈夫なのか気になったのですが、
ハブ酒を飲んでも毒が回らない理由は
実はまだはっきりと
解明されていないそうです。
毒がアルコールによって
分解されているという説や
実は毒がアルコールに
溶け出していないという説など
様々ありますが、ハブ酒を飲んでも
毒の心配をすることはなさそうです。
ハブ酒って健康にいいの?
南都酒造所さんではハブを漬け込んでいるタンクを見ることができます。
先ほどのタンクで取り出した
ハブのエキスと
ハーブを泡盛に漬け込んだエキスを
ブレンドしたものに
漬け込んでいます。
ハブ酒は薬膳酒で
様々な健康によい効果が
期待できるといわれています。
12種類の必須アミノ酸の他に
タンパク質、カルシウム、リノール酸、
リノレン酸などの栄養素が
含まれているので
滋養強壮効果は高いといわれています。
さらに血行促進効果があると
いわれていて、
腰痛、肩こり、関節痛などの緩和にも
良い効果が期待できるそうです。
女性に多い悩みの冷え性改善にも
効果が期待できるみたいですよ。
ハブ酒のおいしい飲み方は?
ハブを泡盛などの焼酎で
漬けてあるお酒なので
泡盛と同じような感じで
飲むことが多いと思います。
ストレートでオンザロックで
水割りでお湯割りで
お好みに合わせて飲むのが一番です。
コーラやジンジャエールで割ったり、
紅茶に入れて飲む方もいるみたいです。
ハブ酒は沖縄に来ないと
飲めないお酒ではなく、
楽天市場で
お取り寄せ購入することができます。
焼酎や泡盛が大好きな方は
ぜひ一度試してみてくださいね。